株初心者が失敗しないための「銘柄の選び方」を紹介
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最終更新日:2021/05/12
株式投資
私が株式投資を本格的にはじめたのは2020年6月からで、新型コロナウイルスが猛威を振るう、緊急事態宣言の最中にはじめました。多くの方が2020年2月末頃から3月にかけて始まった世界的な株価大暴落コロナショックの底値からの反発を狙って株式投資をはじめたと思います。私もその恩恵を受けようと初心者ながら株式投資をはじめたのですが、どの銘柄に投資をすればいいのか全く分からず、とりあえず雰囲気的に医療系を投資した結果、短期で少額投資ながら10万円の利益確定をすることができ、それから本格的に投資の勉強をはじめました。そんな株初心者の私が初心者ながらに失敗しない銘柄の選び方を紹介したいと思います。あくまでも銘柄選びの一つとして選択肢を広げる意味をもって参考にしていただければ幸いです。
尚、株式投資についてはあくまでも自己責任でお願いいたします。利益を保証するものではございませんので、無理のない範囲で運用されることをお勧めいたします。
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まず私の投資スタイルと1年間の成績について紹介
40代の私が投資をはじめた目的は、会社勤めに未来はないと思い50歳でのセミリタイアが達成できる資産を増やすためです。まさに今流行のFIRE(ファイア)を叶えるために少ない資産からはじめました。
私の投資方法は、現物取引のみで、中・長期投資を基本に売買を行っています。投資額は少額ではありますが、本業の給与収入から50%分を投資に回す「入金投資法」を用いています。しっかりと生活費を確保しつつ銀行預金に意味がないことを知っているので、この方法を活用しています。まだまだ資産が少ないため、インデックス投資は当面行わず、個別銘柄への投資をメインに資本を増やした後、米国株式のETFへシフトしていきたいと考えております。
それでは、2020年6月~2021年5月10日現在までの株式投資の成績をお伝えいたします。
2021年5月10日現在の保有銘柄数は下記の通り
- 日本株:8銘柄
- 米国株:8銘柄
計16銘柄を保有しています。個別銘柄名は諸事情のため伏せさせていただきますが、投資額は300万円以上で損益は現在トータル+12%以上をキープしている状況です。
2020年6月以降から5月10日現在までの売却益は40万円を超えました。利益分は再投資に回して複利効果を上手に得られるように運用しています。
含み損をしている銘柄もあります。一時期+50%を超えていた時もありましたが、2021年2月と4月の下げ相場で損益の上下を繰り返しています。売り時のタイミングが分からずせっかくの利益を逃しているのも事実です。
実は、数年前から大手企業銘柄を購入していまして、コロナショックによってかなりの含み損を抱えている状態が続いています。この銘柄は配当銘柄として購入していた経緯もあり、今は他銘柄からの利益分で買い増しをして平均単価を下げて運用しています。しっかりとした売上・利益を出している優良企業の銘柄なので、損切はしないように心がけて、10年後を見据えて長期投資していきたいと考えております。
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銘柄の選び方
株初心者の私でもしっかりと銘柄選定をすれば利益をだせることは上記の説明でご理解していただいたと思います。
色々株式投資の情報を集めていると、株式投資をしている8~9割の方々は負けているという事実をお見掛けします。大方の理由は、間違った情報や適当な感覚で売買をしているからだとも言われています。昨今はネットから多くの情報を得ることができます。その情報の中には、正しいのもあれば間違った情報も多く存在します。冒頭でも書きましたが、株式投資についてはあくまでも自己責任です。他人の情報に振り回されて大切な資産を溶かしてしまうのは馬鹿げています。基本的に私はネットなどに出回っている情報は「嘘ばかり」と思って見ています。中には正しい情報もありますが、それを確かめるのは自分自身だということです。私がよくやっている情報集めはTwitterで企業の決算報告の内容を見るだけに特化しています。
前置きが長くなりましたが、銘柄の選び方について簡単に紹介したいと思います。まずは日本株からはじめることです。私は米国株も売買しておりますが、はじめは情報量の多い日本企業の株から売買したほうが確実性が高くなるからです。日本では2021年5月6日までのデータで3,770社の上場企業が存在します。その中でトレードするなら、おすすめは東証一部上場銘柄になります。ちなみに東証一部だけて言えば、2,191社もあります。
なぜ、東証一部だけをおすすめするかというとそれ以外の市場は銘柄の値動きが激しく、初心者ではついていけないからです。突拍子のない値動きもする銘柄もあり、リスクが高いのが大きな理由になります。ハイリスクハイリターンを好まれるかたは、マザーズ銘柄は理想的だと思いますが、私の投資スタイルは中・長期投資を基本に置いているため、東証一部を中心にトレードを行います。特に、トレードに慣れていない方は絶対に東証一部以外はやらない方がいいでしょう。
そして、銘柄の選び方ですが、私は「会社四季報」を用いて選定しています。
本屋さんなどで見かけたことがあると思いますが、あの分厚い本です。「会社四季報」は東洋経済新報社が出版していて、年4回(3,6,9,12月)発行されています。上場している全ての企業に関して、業績や財務内容など上場企業の必要最低限の情報が掲載されています。「会社四季報」は企業の通信簿のような本になります。上場企業の将来性や将来の展望、過去・現在の業績などが記載されているので、その中から有望な企業銘柄を選定していきます。私が情報集めしている投資家さん達のほとんどは例外なく「会社四季報」を銘柄選びのツールの一つとして活用しています。
多くの投資家さん達が「会社四季報」の業績予測などを見てトレードを行っているので、企業の良い情報が載っていればその銘柄は買われやすいと判断できます。
「会社四季報」でチェックしている項目は下記の通り
- コメント:ポジティブな内容であれば(増益、増配など)〇
- 営業利益:連結の今期予測より来期予測が増えれいれば〇
- 1株益(円):連結の今期予測より来期予測が増えていれば〇
多くの情報が記載されているので上記の内容を重点的にチェックしています。
さすがに「会社四季報」は分厚くて読む気になれない方は「会社四季報プロ厳選500銘柄」という同じ出版社から発行されている本もあります。
ちなみに私はこちらも参考にしています。
それでもうまく銘柄選びができない方は、まずは日経225銘柄に絞ってトレードをされるものおすすめです。日経225銘柄は日経平均の基準となっている銘柄なので、比較的に日経平均と連動して動く銘柄が多く、トレードし易いのが特徴です。
日経225銘柄の見方ですが、日経電子版サイトの日経平均採用銘柄の株価一覧が分かり易くておすすめです。ご自身の目で確認して銘柄選びに役立てて下さい。
まとめ
株初心者でも失敗しないための銘柄選びについて紹介いたしました。気になる銘柄があればまずは監視銘柄として登録しておき、ご自身で決めた株価になればトレードを行って下さい。株式投資は買わなければ、はじまりません。株式投資は健全で正しいやり方で行えば、豊かな未来につなげる方法の一つだと思っています。必ずやった方がいいとは言いませんが、金利の付かない銀行預金は資産運用としては良い選択肢だとは思えません。大切な資産をどのように守っていくかは自分自身次第だと常々考えています。
次回はトレードに必要な知識「チャートの見方」について紹介したいと思います。
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