日本代表が大躍進を遂げたラグビーW杯2015が閉幕!
公開日:
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最終更新日:2020/10/04
スポーツ
9月18日に開幕したラグビーワールドカップ2015 第8回イングランド大会。約1ヶ月半の激闘を勝ち上がり見事優勝を飾ったのは、
ニュージーランド代表(愛称:オールブラックス)
世界ランク1位の実力通り、さすがの戦いぶりで納得の優勝だと思います。今大会は、ニュージランド代表の”大会史上初の2連覇”と”大会最多優勝(3回)”という、大会に華を添えた感じで幕を閉じました。
強い、お見事!!
ニュージーランド代表が優勝した直後に、”歓喜のハカ”を披露している動画はこちら(YouTube)
それにしても、さすが世界最高峰のワールドカップ決勝。スタジアムには8万2000人もの大観衆が埋め尽くされ、”永遠のライバル”と言われているニュージーランド対オーストラリア、壮絶なぶつかり合い見応えのある攻防戦、激闘でした。眠気が冷めるとはこの事ですね。観戦している私も、力が入り過ぎて疲れました。
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ラグビーワールドカップは、全世界40億人の人々が視聴すると言われています。各大陸予選を勝ち抜いた20ヵ国の代表が毎試合、鳥肌モノの激しいぶつかり合いや、巧みなパスワークで魅了するプレイにハマった方も多かったのではないでしょうか。改めてラグビーって面白いスポーツだと感じました。今大会は、言うまでもなく日本代表の大躍進がマスメディアを賑わせていましたので、初めてラグビーを観戦した方も多いと思います。私は、友人が社会人リーグに所属しているので、生で観戦した事もあり、テレビ放送される高校ラグビーや日本代表戦はよく見ていました。ただ、ラグビーワールドカップは大会通じて観続ける事は今までは無かったのですが、今大会は民放とBS放送で観戦できる試合は殆どリアルタイムで観戦しました。何と言っても日本代表初戦の南アフリカとの激闘が無ければこれほど観戦することも無かったと思います。実際、私と同じような方も多かったのではないでしょうか。ワールドカップ前も、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ率いる日本代表は過去最強と言われていましたが、さすがにこれほどの大躍進は誰が予想できたでしょうか。
そんなラグビーワールドカップ2015イングランド大会を振り返り、過去の大会も交えて、どれだけ日本代表が大健闘したか語りたいと思います。
まずは、ラグビーと日本代表について簡単に説明します。
ラグビーの起源は?
イングランド発祥のスポーツで諸説はあるようですが一番有名な話として、1823年にイングランドのラグビー校に在学していたウィリアム・ウェッブ・エリスという少年が、サッカーの元になる競技(フットポール)の試合中にボールを抱えて走り出したという行為が、ラグビーの伝説とされています。そして、ラグビーワールドカップの優勝国に与えられる優勝カップの名前が【ウェップ・エリス・カップ】です。
ラグビーの世界ランキング
統括団体である「ワールドラグビー」が、各国の代表戦(W杯・テストマッチなど)での成績をポイント化して順位を決定している国際ランキングになります。
ラグビーのルールって知らないですよね!
ラグビーというスポーツは、高校ラグビーや大学ラグビーの早慶戦、トップリーグなどの試合がテレビ放送されていたり、私の世代は、テレビドラマのスクールウォーズや、松尾雄治さんや平尾誠二さんや大八木淳史さん等のタレントで爆発的な人気を誇っていた時代もありました。ただ、ルール自体よく分かっていないため、観戦していてもつまらない方も多いと思います。そこで、一番基本的で知っていれば試合観戦がより面白くなるルールを2つ紹介します。
スローフォワード
知っての通りラグビーは楕円形のボールを持って相手陣のインゴールまで運ぶスポーツです。ただ前に進むのに対して、前にボールを投げてはいけないスポーツです。前に投げてると反則です。それが「スローフォワード」と言います。前に進むために、後ろへパスをする矛盾したスポーツですが、それがラグビーの醍醐味で面白いところです。如何にして相手陣地へ一歩でも進むか、体をぶつけ、体をはり、巧みなバスワークで点を取る魅力的なスポーツです。ちなみにボールを前に蹴って進めることは可能です。但し、相手に取られる可能性が高い戦術です。
ノックオン
ボールを持って相手陣地へ突進したりパスを受けた際に、ボールを前に落とすことは反則です。この行為は試合中必ず起こる反則で、落とすと試合が止まり、相手ボールのスクラム(選手同士が肩を組み合い押し合う)で再開する。
以上の2点だけでも知っていれば試合観戦は楽しめます。私もその他はよくわかっていません。試合展開が早く、密集した中でボールを奪い合うスポーツなので何が起こっているかわからないことが多いので、ルールは気にしないようにしています。
ラグビーを楽しむ観戦するコツは?
数あるスポーツの中でも、ラグビーほどフィジカルコンタクトのあるスポーツはなかなかありません。ラグビーの醍醐味はコンタクトプレーです。本当に人間同士がぶつけ合って出る音かと言うぐらい鈍い音がしますし、骨のきしむような、凄まじい衝突のプレーを多々観れます。鍛え上げられた200cm100kg超級の巨漢達がぶつかり合い、相手をなぎ倒すプレーは迫力満点。そんなコンタクトプレーを観るだけでも価値のあるスポーツがラグビーです。でも中にはフランスのような華麗なパスワークをする国もいます(シャンパンラグビーと言われています)。そういったプレイスタイルが違う、対照的な対戦相手同士はさらに面白さがアップします。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが掲げる、日本代表のプレイスタイル「JAPAN WAY(ジャパン ウェイ)」とは?
ワールドカップ2015での日本代表の目標はベスト8へ進むこと。そこで、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「ジャパン ウェイ(日本らしい戦い方)」を旗印に掲げて、3年半の間、強化を図ってきました。過去、第1回から出場している日本代表のワールドカップでの勝ち星は1つだけで、24年間勝利から見放されている中、ベスト8進出は非常に厳しいと言われていました。
そこで、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが掲げた「ジャパン ウェイ」とは、日本代表の欠点である体格差を克服するために、ボールポゼッション(ボール支配率)を高め、パスを回して常に攻撃を仕掛ける「世界一の攻撃ラグビー」を目指しました。キックを多用せずにパスを繋いで相手陣地へ、結果的に相手をパスで揺さぶり守り疲れさせて後半勝負に出る。どんなスポーツでも守備の時間が長いと精神的にも肉体的にも負担が大きいので効果的です。「攻撃は最大の防御」とも言われていますからね。ただ、言葉では簡単ですが、屈強な強豪国相手では相当なプレッシャーで簡単に前進させてくれません。当然、ミスや反則も増えるでしょう。
世界一の攻撃ラグビーを目指す「ジャパン ウェイ」とは、勇気と強靭な肉体が必要な非常に難しい戦術なんです。その為には、日本人の強みである、真面目で忍耐力がある国民性を活かし、俊敏性と献身的に骨惜しみない気性で多くの選手が1つのアタックに参加して相手の的を絞らせないで前進を続けること。そして、世界一過酷な長期合宿を行い「他国の選手ならとっくに逃げ出しているでしょう」とまで言わしめた程、徹底的にフィジカルを追い込み、走り勝つ持久力と強豪国に対抗できるパワー向上させました。ワールドカップ前のテストマッチでは多くの連勝を重ね、世界ランクが最高の9位まで上昇。本当にエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチのおかげで史上最強の日本代表に変貌した訳です。
日本代表に外国人選手が多い訳
今大会の日本代表は延べ31名。その内、外国人選手が10名と全体の3分の1を占めています。
日本ラグビーの躍進に外国人選手無くしては語れません。大会中、有名人になったフルバックの五郎丸歩選手がツイッターで、「日本代表のユニフォームを着て戦う外国人選手にもスポットを当ててほしい」とつぶやいたことが報道され注目を集めました。ラグビーをあまり知らない方が一番最初に疑問に思うことは、「日本代表なのに外国人選手がなぜ多いの?」だと思います。他のスポーツでも代表選手に外国人選手がいるケースがありますが、すべて帰化していることが条件になっています。しかし、ラグビーはそうではないようで、私も昔ラガーマンの友人に聞いたことがありますが、なぜ外国人選手が日本代表の「桜のユニフォーム」を着ることが出来るのか説明します。
ラグビーの国際ルールでは、
- 出生地が日本
- 両親、祖父母のうち一人が日本出身
- 日本で3年以上、継続して居住している
以上、3点のいずれかの条件に満たしいおり、尚且つ、他国の代表選手になっていない場合となっています。ラグビーって、他のスポーツとは違って代表チームを作る概念が違うみたいで、国々の文化背景を考慮して、国籍にとらわれず、所属するチームなどで、代表を目指すことが出来るので、スポーツ選手としては魅力ある競技ですね。なかなか他のスポーツではビジネス的な部分で難しいのでしょうが、個人的にはバスケットボールも見習って欲しいです。
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過去のワールドカップの歴史について
日本代表はラグビーワールドカップに第1回から参加しています。そこで、今大会を振り返る前に、過去7大会分の歴史を簡単に説明します。内容を見てもらえれば今大会での日本代表の大躍進ぶりが分かると思いますので。
1987年第1回大会
ニュージーランドとオーストラリア以外の14ヵ国は招待されて出場。各大陸予選は無かったみたいです。南アフリカはアパルトヘイトにより不参加。
開催国
ニュージーランド・オーストラリア
優勝国
ニュージーランド
準優勝国
フランス
日本の戦歴
vs アメリカ(18-21)●
vs イングランド(7-60)●
vs オーストラリア(23-42)●
1991年第2回大会
初めて大陸予選が行われ、日本はアジア・オセアニア予選2位で出場。前回同様に南アフリカは不参加。日本はワールドカップ初勝利をジンバブエであげる。
開催国
イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド・フランス
優勝国
オーストラリア
準優勝国
イングランド
日本の戦歴
vs スコットランド(9-47)●
vs アイルランド(16-32)●
vs ジンバブエ(52-8)○
1995年第3回大会
過去2度、不参加の南アフリカが開催国として初出場。決勝戦は大会史上初の延長戦の末、見事南アフリカが初優勝を飾った。日本はニュージーランド戦に大会記録となる点差で大敗。ニュージーランドは若手中心の布陣にもかかわらず圧倒的強さで完勝。
開催国
南アフリカ
優勝国
南アフリカ
準優勝国
ニュージーランド
日本の戦歴
vs ウェールズ(10-57)●
vs アイルランド(28-50)●
vs ニュージーランド(17-145)●
1999年第4回大会
第4回大会から出場国が16から20ヵ国に増え、1次リーグ5組に分かれ、各組1位と残り3チームをプレーオフで準決勝進出を決めるシステムを採用。日本代表は当時、切り札として平尾監督が務めたが、健闘むなしく3戦全敗に終わる。優勝は大会初の2度目の制覇をオーストラリアが果たした。
開催国
ウェールズ・イングランド・スコットランド・アイルランド・フランス
優勝国
オーストラリア
準優勝国
フランス
日本の戦歴
vs サモア(9-43)●
vs ウェールズ(15-64)●
vs アルゼンチン(12-33)●
2003年第5回大会
第5回大会は、1次リーグの編成が5ヵ国ずつの4組になり、各組2位までが準々決勝進出を決めるシステムに変更。またしても日本は健闘むなしく全敗に終わる。優勝は北半球勢初のイングランドが頂点に立った。
開催国
オーストラリア
優勝国
イングランド
準優勝国
オーストラリア
日本の戦歴
vs スコットランド(11-32)●
vs フランス(29-51)●
vs フィジー(13-41)●
vs アメリカ(26-39)●
2007年第6回大会
第6大会の日本は、フィジー戦に一歩及ばず4点差で惜敗。カナダ戦には終了間際にトライし引き分けて全敗は免れた。優勝は、南アフリカが2度目の制覇を果たした。
開催国
フランス・ウェールズ・スコットランド
優勝国
南アフリカ
準優勝国
イングランド
日本の戦歴
vs オーストラリア(3-91)●
vs フィジー(31-35)●
vs ウェールズ(18-72)●
vs カナダ(12-12)△
2011年第7回大会
第7回大会の日本は、前大会と同じカーワン・ヘッドコーチが率いが、前大会同様にカナダ戦で引き分けのみ、他は健闘むなしく完敗。優勝は、開催国のニュージーランドが2度目の制覇を果たした。
開催国
ニュージーランド
優勝国
ニュージーランド
準優勝国
フランス
日本の戦歴
vs フランス(21-47)●
vs ニュージーランド(7-83)●
vs トンガ(18-31)●
vs カナダ(23-23)△
ラグビーワールドカップ2015 第8回イングランド大会の総括
冒頭でも書いていますが、見事に優勝した国は、ニュージーランド代表です。さすがオールブラックスですよね。日本代表の五郎丸選手も言っていましたが、「ラグビーに奇跡はない!」そのままに世界ランク1位の実力を示しました。
日本代表も、今大会は大きな爪痕を残しました。そんな大躍進を遂げた日本代表に、世界のラグビーファンはしっかりと評価してくれています。国際統括団体(ワールドラグビー)が大会閉幕後に年間表彰式を開き、ファン投票で選ぶ「ワールドカップ最高の瞬間」部門において、南アフリカ戦での試合が受賞したと発表されました。過去の名勝負などを差し置いての受賞。この賞は日本代表の健闘を称えるとともに、大会に大きなインパクトを残せた証ですね。
日本代表の戦評
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチはワールドカップ前のインタビューで、「イングランドで旋風を巻き起こしてきます。これからの7週間は、楽しい時間になると思います」と、誇らしげに語っていました。
結果から言うと、旋風を巻き起こすという部分では有言実行を果たすことになりました。ただ、成績としては3勝上げながらも1次リーグ敗退で、残念ながら目標にしていた「ベスト8」進出は叶いませんでした。それでも過去最高の成績を上げ、選手一同、凱旋帰国し晴れ晴れしい表情で記者会見をしていたのが印象的でした。
初戦の南アフリカは、奇跡的な大逆転劇で勝利し、海外では「スポーツ史上最大の大番狂わせ」と報じられ、日本のメディアでも「様々な例え話」で奇跡的な勝利を報じています。間違いなく、今大会ベストゲームの1つだと思います。
2戦目は、中3日でのスコットランド戦。疲労の色が見える日本に対し、フレッシュなスコットランドに力負けしてしまいました。日本のミスも多く、疲れからか連携がうまくいかず、個々でのプレーが目立ち、そのスキを冷静なスコットランドに突かれ大敗。点差程の実力差があったとは思えないが、非常に残念な黒星となりました。
3戦目のサモア戦は、力負けせずに圧勝。そして、4戦目のアメリカ戦は、1次リーグ敗退が決定した後の試合にもかかわらず、モチベーションが下がらずに勝ち切った日本代表は素晴らしいですね。間違いなく2019年に繋がる戦いでした。個人的に想うことは、スコットランド戦が中3日ではなく中5日空いていれば結果が変わっていた可能性もあるので、優勝候補有利の日程は、いかがなモノかと悔しさが込み上げてきます。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが今大会で辞任したことで、2019年のワールドカップ日本開催に向けて、日本代表も一度リセットになってしましますが、今大会の成績と、強豪国相手に勝ち切った経験を次の代表メンバーに引き継いでもらいたいですね。次のヘッドコーチも外国人を最優先で選考しているようですが、ハードルもかなり上がるので、日本ラグビー協会がどのような人選を行うか楽しみです。
日本代表の成績(B組)
vs 南アフリカ(34-32)○
vs スコットランド(10-45)●
vs サモア(26-5)○
vs アメリカ(28-18)○
準々決勝(ベスト8)
南アフリカ vs ウェールズ(23-19)
ニュージーランド VS フランス(62-13)
アイルランド vs アルゼンチン(20-43)
オーストラリア VS スコットランド(35-34)
準決勝(ベスト4)
南アフリカ vs ニュージーランド(18-20)
アルゼンチン vs オーストラリア(15-29)
3位決定戦
南アフリカ vs アルゼンチン(24-13)
決勝戦
ニュージーランド vs オーストラリア(34-17)
順位結果
1位:ニュージーランド
2位:オーストラリア
3位:南アフリカ
2019年ラグビーワールドカップの開催地は日本で行われます。
第9回日本大会の開催都市は既に決定しています。ただ、開幕と決勝戦が行られる予定だった新国立競技場建設が間に合わず会場が別になる予定です。イングランド大会の決勝戦は大観衆の中で大変盛り上がりました。日本大会も同様に成功させるためにも収容規模の高い巨大スタジアムが必要不可欠です。ワールドカップ組織委員会には是非とも頑張って準備してほしいですね。それでは各開催都市の紹介をしたいと思います。
【北海道札幌市】札幌ドーム
収容人数:4万1410人
2001年に完成した日本最北の全天候型ドーム競技場。2002年の日韓共催サッカーワールドカップに使用された。プロ野球の日本ハムと、Jリーグのコンサドーレ札幌の本拠地。
【岩手県釜石市】(仮称)釜石鵜住居復興スタジアム
収容人数:1万6187人
2011年の東日本大震災被災地の復興を兼ねて、釜石市鵜住居地区の鵜住居小学校・鵜住居東中学校の跡地に新スタジアムを建設。2018年に完成予定。
【埼玉県熊谷市】熊谷ラグビー場
収容人数:2万4000人
1991年に完成したラグビー専用スタジアム。トップリーグや大学ラグビー、そして全国高校選抜大会も行られており、「ラグビータウン」と名乗るほど、熊谷市がラグビー普及に力を入れている。
【神奈川県横浜市】日産スタジアム
収容人数:7万2327人
1997年に完成した、7万人以上も収容可能な巨大スタジアム。2002年の日韓共催サッカーワールドカップの決勝会場に使用された。Jリーグの横浜F・マリノスの本拠地。
【東京都】未定
開幕戦と決勝戦の開催予定だった「新国立競技場」が、建設費問題で白紙撤回したことで会場がまだ決まっていません。代替会場として、味の素スタジアム(収容人数:4万9970人)が候補に。他にも日産スタジアムが代案として候補に上がっているがまだ未定。
【静岡県袋井市】静岡エコパススタジアム
収容人数:5万889人
2001年に完成し、2002年の日韓共催サッカーワールドカップに使用された。サッカーやラグビーなど数多くの競技に使用されている。
【愛知県豊田市】豊田スタジアム
収容人数:4万5000人
2001年に完成し、Jリーグの名古屋グランパスの本拠地。ラグビーのトヨタ自動車もトップリーグで使用している。他にも数多くのスポーツイベントに使用されている。
【大阪府東大阪市】花園ラグビー場
収容人数:3万人
高校ラグビーの聖地。1929年に日本最初のラグビーグランドとして作られた。今年の4月1日に近鉄日本鉄道から東大阪市へ所有が移行した。今後、大規模な改修工事が施工される予定。
【兵庫県神戸市】ノエビアスタジアム神戸
収容人数:3万312人
2001年に完成し、2002年の日韓共催サッカーワールドカップに使用された。Jリーグのヴィッセル神戸の本拠地。ラグビーの神戸製鋼もトップリーグで使用している。
【福岡県福岡市】レベルファイブスタジアム
収容人数:2万2563人
1995年に完成し、Jリーグのアビスパ福岡の本拠地。ラグビーのコカ・コーラもトップリーグで使用している。
【熊本県熊本市】うまなか・よかなスタジアム
収容人数:3万2000人
1998年に完成し、2002年の日韓共催サッカーワールドカップに使用された。Jリーグのロアッソ熊本の本拠地。ラグビーのトップリーグも九州のチームを中心に使用している。
【大分県大分市】大分銀行ドーム
収容人数:4万人
2001年に完成。屋根中央部が開閉式で、開放中は大きな目のように見えることで「ビックアイ」とも言われている。2002年の日韓共催サッカーワールドカップに使用された。Jリーグの大分トリニータの本拠地。
まとめ
今回の日本代表の活躍で、ラグビー人気が増々高まることを期待したいですね。女子サッカーがワールドカップ優勝した際の宮間あや選手がコメントしたように「ブームではなく、文化にしたい」は、今回のラグビー選手達も同じ願いだと言っていました。まずは高校ラグビーからでもいいので、実際に観に行ってもらいたいですね。ラグビーは生観戦が一番面白いと思います。私は関西人なので高校ラグビーの聖地「花園」はそれほど遠くありません。一度は観に行きたいと思っています。4年後の自国開催を盛り上げるために、一人でも多くの人がこの熱を持続出来ればと思います。
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