日経トレンディが大胆予想!2018年ヒット予想ベスト20を紹介
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最終更新日:2020/04/29
ビジネス
前回のブログで紹介しました「2017年ヒット商品ベスト30」と同じく、月刊情報誌「日経TRENDY(トレンディ)」12月号の恒例企画となっている「ヒット予測」。こちらは来年に向けて登場する商品やサービス、施設の中から売上げだけでなく業界への影響度、消費者へのインパクト具合を考慮し、総合的にランキングされたモノです。今から知っておくと得するかもしれない「2018年ヒット予想ベスト20」を紹介したいと思います。
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2018年ヒット予測ベスト20
1位【マルチAIスピーカー】
今年の10月に日本に上陸した「グーグルホーム」や、欧米市場で圧倒的なシェアを誇り、今年中には日本にも登場する予定の「アマゾン エコー」などの影響で今年の暮れから2018年にかけて一気にAIスピーカー市場が盛り上がりそうだ。今後は、ソニーやパナソニックなどの大手メーカーからグーグルのAIに対応したAIスピーカ―が発売される予定で、他にもAIスピーカ―と連動させた様々な関連商品が登場すると見込まれている。
2位【熱狂ライブコマース】
「ライブコマース」とは中国でブレイク中の通販の手法で、「現物が見れない」や「説明書きだけではよくわかない」といったネット通販の弱点ともいえる買い手側の不安を、売り手側と直接会話することで解消し、購入してもらう新たな通販の仕組みです。現在市場規模が15兆円とも言われているネット通販の新たなスタンダードになるのではと言われています。また、フリマアプリで圧倒的な勢いのある「メルカリ」もライブコマースに参入。動画をライブストリーミングしながら視聴者とコミュケーションを取り、商品を売買できるライブフリマ機能「メルカリチャンネル」を2017年7月6日にリリースしました。
3位【疲労回復ジム】
従来のフィットネスジムは元気な日に訪れ、身体を鍛える場所というイメージでしたが、その概念を変え、疲れを取る場所として変化したことで今まで運動をしなかった97%の現役世代を取り込んだ新発想のフイットネスジム。尚、日本初の疲労回復専用ジム「ZERO GYM」が東京の千駄ヶ谷に2017年6月にオープンしています。
4位【日本流グローサラント】
共働き家庭や単身高齢者世帯をターゲットにしたスーパーマーケットの売り場と自社運営のレストランを融合させた新業態店舗が全国に続々と登場、新鮮な食材を使った出来立ての料理が割安価格で堪能できると多くの消費者が利用した。今まで食材を買いに行く場所だったスーパーが第2の食卓として進化を遂げ、拡大しつつある外食・中食市場に新たな風を吹き込んだ。尚、代表的な店舗としては、成城石井のトリエ京王調布店や、イータリーのグランスタ丸の内店などがあります。
5位【ハイドロ銀チタン】
創薬企業のDR.C医薬が開発した、花粉やカビ、不快なにおいを撃退する新素材。マスクやスポーツウェア、寝具やタオルなど約50社がこぞって製品化し、2018年は生活のあらゆる場面で恩恵を受けるであろうと思われる。
6位【UMAMI家電】
ゆっくり低温で加熱することで肉のうまみを逃さない欧米で一大ブームとなっている「低温調理」が家庭で簡単で作れる高機能家電。水をはったお鍋に低温調理器を取りつけ、設定温度になったらパックした食材を入れたら、後はほったらかすだけ。お肉好きの料理男子や肉食シニアに受け入れられそうだ。そして、代表的な商品として家庭でも手軽に作れるようにと一気にハードルを下げたアメリカ発の低温調理器が「Anowa」になります。その他にも同様の仕組みを採用した商品の発売が年末にかけて国内でも相次ぐ予定。
7位【走って戦うジュニアシューズ】
バンダイが2018年春に発売する「アンリミティブ」は、内部に仕込まれた加速度センサーで運動履歴が記録できる小学生向けのスマホ連動ハイテクシューズだ。シューズを履いている間の運動量に応じてアプリ上でバトル要素のゲームが楽しめ仕掛けも施されている。走ることで運動もでき、なおかつゲームも楽しめる一石二鳥のジュニアシューズ。
8位【遠近”スイッチ”メガネ】
普通の眼鏡がスイッチ一つで遠近両用眼鏡に変化する画期的な次世代眼鏡。三井化学の「TouchFocus」は、レンズの下部に通電させることで屈折率と焦点距離が変わる液晶レンズを搭載し、近くも見える仕組みだ。遠近両用眼鏡特有の視界のゆがみも少なく、今までそのことが原因で敬遠したいたシニア層の心をつかんだ。
9位【即席パーフェクト・ヌードル】
2018年は今までインスタントヌードルは体に良くないと思われていた概念を覆す、世界初の完全栄養パスタ「ベースパスタ」が注目を集めそうだ。1食で必要な栄養素を1品で賄える「完全栄養パスタ」は栄養価が高い全粒粉の小麦粉を使った生麺にチアシードやビタミンなどを混ぜ、現代人が1食に必要とされる丸ごと取れるように設計されたモノで、糖質は一般のパスタの半分、カロリーも約30%抑えられている。他にも、ナュラルローソンイチオシのイタリア発・乾燥しらたきヌードル「ZENPASTA」は、1食あたりの糖質が一般のパスタよりも圧倒的に少なく、今流行りのローカーボにぴったりな商品だ。
10位【みな得フードシェアリング】
今や世界的な社会問題ともいえる余りものを利用者でシェアする新感覚サービス。会員登録すると加盟店で急な予約キャンセルが発生した際、連絡が入り、ユーザーが訪れると余剰の料理や食品が処分価格でいただけます。ユーザーは割安で美味しい料理がいただけ、店舗側も廃棄コストが抑えられます。日本は毎年大量の食料を廃棄するフードロス大国ということもあって、今後このサービスを利用するユーザーや企業は増加すると見込まれています。そして、牽引役となるのは、フードロス削減を目指す日本初のフードシェアリングサービス「TABETE」が、2018年初旬に本格スタートする見込みです。
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11位【大人のエンタメ日比谷】
今までオフィス街のイメージが強かった日比谷が「東京ミッドタウン日比谷」の誕生で、映画や演劇など新しい芸術の聖地として、目の肥えた大人が集う場所に変化した。
12位【みんバケ(民泊バケーション)】
2018年の新法施行で民泊がついに合法化となり、これまでの民泊のあり方が大きく変化した。合法化になったことで企業参入が相次ぎ、また、今まで二の足を踏んでいた別荘オーナー達が本格的に参入しはじめた。これにより高級物件や離島など高付加価値物件が一気に増加するであろうと思われる。尚、高級民泊サイト「一休.comバケーションレンタル」では、民泊新法に先駆けて旅館業法認可を受けた別荘などの掲載をしたところ募集が殺到した。
13位【キッズARパーク】
ここ最近、よく聞くようになったAR(拡張現実)やVR(仮想現実)がキッズ業界でも注目されるようになり、ARやVRを用いた知育パークが脚光を浴びています。お絵かきや工作など昔ながらのアナログな遊びをARを使った知育要素のあるデジタルな遊びに進化させたことで、知育要素にお金を惜しまない親御さんから指示を集めている。その代表格に、屋内遊園地「リトルプラネット」が2017年10月に1店舗目がオープンし、2018年には4店舗ほど増える予定。
14位【得するリアルタイム保険】
ウエアラブルで記録した歩数や運動履歴、健康診断の結果や、スマホアプリやカーナビなどで安全運転が立証されれば保険料が下がるなど、つまり「運動する」「安全運転をこころがける」など、加入者が努力した結果が保険料に反映される斬新な保険が続々と登場した。また、海外ではすでに導入されている小売店と提携し、加入者だけが健康に関する食品やサービスを受けられる特典付きの保険も近い内に日本にも導入される予定。
15位【アスレチック・フード】
「日経MJの2016年ヒット商品番付」の東の前頭にも選ばれた運動(アスレチックス)」と「余暇(レジャー)」を組み合わせたファッション「アスレジャー」がフード業界にも普及し、よりお手軽にプロテイン(タンパク質)を補給できる商品が登場しはじめました。今まで植物性プロテインの主流だった大豆に変わり、大豆よりもアレルギーの心配が少ないエンドウ豆の「ピープロテイン」や、高タンパク食材との「サラダチキン」に変わって登場した「サラダサーモン」などもその一部だ。
16位【貼るサプリ】
従来のサプリは飲むモノという固定観念を一心した、海外で大人気のシート貼る型サプリ「Patch MD」。実は、経口摂取に比べて経皮吸収は血中濃度の持続性が高く、また吸収効率が良いと言うメリットがある。ただ、現在は価格が若干安高めで、今後大量生産が可能になり、価格が安定すれば、瞬く間に「サプリ=貼る」というイメージが浸透しそうだ。
17位【NEO折りたたみ型スマホ】
ディスレイが折れ曲がったり、二つ折りになったりする次世代のスマートフォン。最近のスマートフォンは画面サイズの大型化を優先してきた結果、片手では持ちにくいといった不満の声があがるようになりました。その悩みを解消しつつ、用途によっては2つの画面をつなげ約6.8型の大型画面に変身できるなど、まさに異次元型のスマートフォンと言えるでしょう。そして、曲がる有機ELを使ったモデルをサムスン電子が「2018年の投入を目指す」と発表している。
18位【”落ちない”日焼け止め】
香川県にある日本健康科学研究センターが2018年春に発売予定の人工皮膚の「フィルムスキン」を使った「水に強い「肌に優しい」「高UVカット」の三拍子そろった日焼け止め。その画期的な技術は日焼け止め業界に新風を巻き起こすであろうと言われている。
19位【稼げるQ&Aアプリ】
中国で爆発的に広がっている、誰でも著名人に質問できるQ&Aアプリで質問者は1問回答を得るごとに料金を支払うシステムだ。回答者も料金が発生することで質問に真剣に応えてくれ、また質問者以外も料金を払えば回答を確認することができる。そのお金は回答者と質問者に分配されるので質問者も話題となりそうな質問を行えば利益を得ることができる。新たな情報収集手段として注目されそうだ。
20位【”アムロス”フィーバー】
2018年9月16日に引退することを発表した日本を代表する歌姫「安室奈美恵」さん。引退を惜しむファンも多く最後のラストランに向けて日本中が沸くことは間違いないでしょう
まとめ
今回も魅力的な商品及びサービスが沢山ランキングしていて、それらが来年どのように日本に影響を及ぼすのか今からワクワクします。1位のAIスピーカーは今後どのような商品が出て、また、どのような機能が行えるのかとても気になります。
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