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日経MJが2022年上期ヒット商品番付発表!注目の1位は?

公開日: : ビジネス

 

今日発行の日経MJで「2022年上期ヒット商品番付」が発表されました。2022年の1~6月分を対象にした番付で、今回は元号が「令和」に変わった影響か、新しい時代に合わせたイベントやサービスがラインナップされています。今回も知っているモノから初めて知ったモノまでバラエティーに富んだ「ヒット商品番付」をご覧下さい。

ちなみに、日経MJ(Nikkei Marketing Journal)とは、日本経済新聞社が発行している、消費や流通等のマーケティング情報に特化した専門紙です。

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2022年上期ヒット商品番付

この「ヒット商品番付」は、下記の通りに基づき作成されています。

日経MJが消費動向や世相を踏まえ、売れ行き、開発の着眼点、産業構造や生活心理に与えた影響などを総合的に判断して作成した。「東・西」は大相撲の番付表にならい東方が西方より格上であることを示す。

引用元:日経MJの1面より抜粋

東の番付

【横綱】値上げ消費


値上げが相次ぐなか、価格が据え置きのPB(プライベートブランド)が好調。イオンではPB主要商品の売れ行きが前年同月比約20%増加。また、年安による高級ブランド値上げ前に高額商品を購入する駆け込み消費も発生した。

【大関】ノンアル生活


あえてアルコールを飲まない生活スタイルが拡大。サントリーグループの1~3月のノンアルコール飲料の販売数は前年同期比14%増加。

【関脇】次世代自動販売機


アメリカ・シリコンバレー発のラーメン自動販売機等、次世代型が続々登場。スマホのアプリで好みを答えるとAIが自分好みのコーヒーを選んで抽出してくれる無人AIカフェ「ルートシー」のアプリダウンロード数は5.5万件超となった。

【小結】電動キックボード


新たな移動手段として注目の1人乗り電動車。規制緩和を受けてシェアサービス「LUUP」等が拠点網を拡大し、需要が増加した。需要が増えるに伴い事故やトラブルも多発するようになり、今年の4月には道路交通法の改正案が衆議院本会議で可決、電動キックボードをはじめとした電動小型モビリティの新たな車両区分が決定された。

【前頭】ヤクルト本社「ヤクルト1000/Y1000」


睡眠の質が向上すると睡眠に悩む人を中心に口コミで話題となった。あまりの品薄にインターネット販売サイトで高額転売されている事例が散見した。

【前頭】フロム・ソフトウェア「エルデンリング」


2月に発売されたアクションRPGゲーム。コアなゲームファンを中心に支持され、世界累計出荷本数は1340万本を突破した。

【前頭】ソニー「リンクバッズWFーL900」


耳穴部分に穴があり「ながら聞き」できるワイヤレスイヤホン。販売計画に対し2倍以上の売れ行きとなった。

【前頭】ディズニー・プレミアムアクセス


1回あたり2000円で園内の対象アトラクションを時間指定で予約できるサービスで、短い待ち時間で楽しめると話題となった。サービス開始後初の週末では開演わずか1時間程で1日の予約枠が完売したとみられる。

【前頭】ドライブ・マイ・カー


邦画としては13年ぶりにアメリカのアカデミー賞を受賞した村上春樹氏原作の映画作品。観客動員数約101万人、興行収入13億円はミニシアター発の映画としては異例のヒットを記録した。

【前頭】佐々木朗希


日本球界で28年ぶりに完全試合を達成。有料映像配信サービスDAZN(ダゾーン)では2試合連続完全試合達成の行方に注目が集まった次の登板試合の視聴数がDAZNジャパンのプロ野球コンテンツで過去最高を記録した。

【前頭】P&Gジャパン「ジョイ 逆さボトル」


片手で持ち上げて軽く押すだけで洗剤が出てくる斬新な形状が話題に。発売1ヶ月で630万本出荷を記録した。

【前頭】アピックスインターナショナル「レトルト亭」


レトルト食品を入れ、低温ヒーターで温める調理器具。湯を沸かさずに済むうえ時短になると人気を集めた。4月時点での販売数は4万7000台。

【前頭】東洋水産「マルちゃんZUBAAAN!」


製麺の新技術を採用し、乾燥麺でありながら熟成麺のようなコシのある食感を実現したインスタントラーメン。当初計画の3倍を出荷。

【前頭】同志少女よ、敵を撃て


2022年本屋大賞受賞した逢坂冬馬氏の小説。独ソ戦を舞台にソ連の女性狙撃兵の視点で戦争を描いた作品で、発行部数46万を達成した。

【前頭】小林製薬「ナイトミン 耳ほぐタイム」


耳の温めと遮音効果で快眠を促す耳栓。斬新なアイデアがSNSで話題を集め、出荷個数は110万個を突破した。

【前頭】コーセー「リポソーム アドバンスト リペアセラム」


コスメデコルテの人気美容液初の刷新商品でエイジングケア機能がプラスされた。高価格帯にもかかわらず5月末までに累計67万本を販売した。

【前頭】コンビニエンスウェア ファミマソックス


カラーソックスブームと売場の拡大により4月の売上高は前年同月比2.7倍に。5月末時点での累計販売数は550万足を記録した。

【前頭】阪神梅田本店


8年に及ぶ改装を経て、4月に全面開業。「食の阪神」と称する名物のデパ地下には洋菓子や総菜等の新店が集結した。

【前頭】ユカイ工学「甘噛みハムハム」


指を差し出すと甘噛みする体験ロボット。クラウドファンディングでは目標額の約23倍となる1148万円を集めた。

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西の番付

【横綱】リベンジ旅行


コロナ禍で見送っていた旅行を行う人が増加。JTBはゴールデンウィーク期間の国内旅行者数が2021年比7割増と推計。遠方への旅行需要も高まった。

【大関】メタバース


世界中のあらゆる人とアバターを通してリアルな交流やコミュニケーションを行うことができる仮想世界。次世代のSNSとして注目されて大手企業も続々と参入している。アメリカの通信社「Bloomberg」によれば、2020年のメタバース市場規模は約4800億ドルでしたが2024年には約7800億ドルにまで拡大していくものと予想されている。尚、メタバース(Metaverse)とは、meta(超越)とuniverse(宇宙)を掛け合わせた造語。

【関脇】平成ギャル文化

Z世代を中心に人気が再燃。厚底シューズやチビT、ルーズソックス等ギャルに人気を博したファッションアイテムが再び注目された。

【小結】銀座100円ショップ


ダイソー、セリア等の均一価格チェーン店が銀座に相次いで出店。高級ブランドの街で低価格商品が消費者の心をつかんだ。

【前頭】プライベートサウナ


3密を回避できる完全個室サウナ店舗が増加。テナントサウナを扱うECサイトへのアクセス数はコロナ前の3倍となった。

【前頭】スパイファミリー


2019年3月からウェブ漫画サービス「少年ジャンプ+」で連載がスタートした特殊なワケあり家族の日常を描いたアクションコメディー漫画。コミック累計発行部数は5月末時点で2100万部を突破。

【前頭】タイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル」


炭酸飲料対応の保冷ボトルで、独自の構造を搭載し吹きこぼれを防ぐほか、万が一ボトル内の圧力が異常に高まった場合も二酸化炭素が自動的に抜ける安全弁を採用している。発売3ヶ月で年間販売目標10万本を達成した。

【前頭】Miles(マイルズ)


徒歩や電車等移動手段や距離に応じてマイルがたまり、特典と交換できるアプリ。5月末までのダウンロード数は250万超。

【前頭】シン・ウルトラマン


国内外で根強い人気を誇る「ウルトラマン」を現代の日本を舞台にストーリー展開する特撮作品。観客動員数は公開14日目で150万人を突破した。

【前頭】三菱自動車「新型『アウトランダー』PHEV」


使い勝手と走りの良さ等で人気となったプラグインハイブリッドカー。発売から3月末までで当初計画約3倍の1万4000台を受注。

【前頭】ワークマン「撥水ライトプリーツスカート」


撥水力が高く、安くてかわいいとSNSで話題となったファッションアイテム。累計販売数は約10万着。

【前頭】富士フィルム「インスタックス ミニ エヴォ」


チェキ「インスタックス」シリーズの最上位機種。2021年12月の発売から3月末までに計画の2倍以上を販売している。

【前頭】日清食品「0秒チキンラーメン」


人気商品「チキンラーメン」をそのまま食べることができるように薄味に仕上げた商品。想定の2倍以上と売れ行きとなり、一時販売休止となった。

【前頭】なにわ男子


ジャニーズ事務所所属の7人組男性アイドルグループ。デビュー作「初心LOVE(うぶらぶ)」は累計売上が90万枚を突破した。公式ユーチューブ登録者数は120万人超。

【前頭】UHA味覚糖「カヌレット」


フランスの伝統的焼き菓子であるカヌレを一口サイズに再現した商品で発売当初からその見た目や味わい、新食感が話題となり品薄状態となった。

【前頭】資生堂「イハダ薬用フェイスプロテクトパウダー」


花粉や紫外線から肌を守りニキビやシミも防ぐと幅広い世代から人気を集めた。売上高は計画比の3倍となり、品切れが相次いだ。

【前頭】PPIH「チューナーレススマートTV」


NHK受信料を支払わなくていいことで話題となったドン・キホーテのネット動画専用テレビ。初回生産分の6000台は1ヶ月でほぼ完売した。

【前頭】ラボグロウンダイヤモンド


採掘された天然ダイヤモンドと同じ条件で人工的に作られたダイヤモンドで低価格かつ、サステナビリティ面からも人気を集めた。国内では松屋や4℃がブランド展開している。

【前頭】ワコール「ワコールメンズ レースボクサー」


通気性とフィット感、美しさを兼ね備えた男性向けのレース製ボクサーパンツ。発売10日で目標枚数の3ヶ月分が完売した。

 

その他の賞

【敢闘賞】北京五輪メダルラッシュ


金3、銀6、銅9の計18個と過去最高のメダルを獲得し、日本中を熱狂させた。

【殊勲賞】タコピーの原罪

 
2021年12月からウェブ漫画サービス「少年ジャンプ+」で連載がスタートした、いじめや家庭環境に苦しむ小学生の女の子とハッピー星人タコピーを主人公にしたダークファンタジー作品で過酷な物語とかわいらしい絵柄とのギャップが注目された。3月に発表された最終話は1日で閲覧数が380万を突破し、これは「少年ジャンプ+」連載作品史上最高を記録した。

【技能賞】ニチレイフーズ「冷やし中華」


麺をゆで、冷水で冷ます等の面倒な手間を失くした画期的な冷凍食品。まだまだ寒さが残る3月の発売ながら売上は好調に推移、これから訪れる夏本番に向け益々需要が増えると見込まれる。

【残念賞】消えたポテト


大規模な自然災害や世界的コンテナ不足による輸送遅れの影響で大手外食チェーンで相次いでポテトの販売を制限する動きとなった。

【話題賞】カムカムエヴリバディ


朝ドラ史上初となる3人のヒロインが登場した異色作品。朝ドラならぬスピーディーな展開と終盤にかけての怒涛の伏線回収が話題となった。

 

まとめ

今回もあらゆるジャンルの商品がランキングされていてとても興味深かったです。特に東の横綱「値上げ消費」は私達の生活に大きく影響する事柄ですので今後の動向に気をつけていきたいと思います。2022年の後半はコロナ禍で中止されていた大型イベントが相次いで開催される予定で、リアルな体験を是非楽しみたいと思います。

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