5月29日は『こんにゃくの日』!由来から新商品まで紹介
整腸作用やダイエット食品の定番として人気の『こんにゃく』。最近では料理だけでなくデサートとして食べられる機会も多くなりました。また最近では日本やアジアだけでなく、欧米等世界中で食されるようになりました。今回は、今後益々需要が見込まれるであろう、『こんにゃく』について紹介したいと思います。
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『こんにゃく』について
5月29日が「こんにゃくの日」となったのは平成元年(1989年)のことで、全国こんにゃく協同組合連合会によって定められました。理由としては、こんにゃくの種芋(いも)の植えつけが5月に行われることと、「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせだと言われています。こんにゃくの原料となるこんにゃく芋はミャンマー、マレーシア、タイ等の東南アジアが原産国と言われています。日本への渡来説は色々ですが、数千年前の縄文時代に伝えられたと考えられています。当初こんにゃくは、収穫した生芋が重量なため運搬が困難で、なおかつ、腐敗しいモノだったので需用し難い商品でした。しかし、安永5年(1776年)、水戸藩の中島藤右衛門(なかじまとうえもん)が生芋を粉状にすることを考案し、これにより長期保存や軽量化が可能となり,一気に庶民に広がりました。日常的に食卓に上る食材として広く親しまれているこんにゃくですが、農林水産省の統計によると、こんにゃく芋の平成24年収穫量の1位は群馬県の年間6万1,700トンで、2位の栃木県の2,010トンを大きく引き離しています。これは、こんにゃく芋の国内生産の約9割を群馬県だけで担っていることになります。
こんにゃく芋の収穫量(平成24年産)
1位・・・群馬県(61,700t)
2位 ・・・栃木県(2,010t)
3位 ・・・茨城県(932t)
4位 ・・・埼玉県(494t)
5位 ・・・福島県(488t)
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世界の『こんにゃく』について
先日ニュースでイタリア・ミラノで開かれている国際博覧会(ミラノ万博)の現地商談会に、日本のこんにゃく製造2社が出展したことが報道されていました。出展されたのは、こんにゃくで作った「パスタ」で、「糖質ゼロ」「低カロリー」「アレルギーが出ない」の三つの勝機を掲げ、パスタの本場での市場開拓を目指しているそうです。2社のひとつ、原田食品では平たい麺の「フェットチーネ」を出品。しっかりした歯ごたえと、もちもちした食感は冷製パスタや温かいソース使える仕上がりとなっています。同社によると最近イタリアでは健康志向を背景に、日本企業がこんにゃくパスタを販売、需要が高まり始めているそうです。原田食品でも現地代理店の依頼を受け、3年前から開発に着手し、現在海外ではアジア料理店にしか需要がないこんにゃくを「パスタ」 を起点に、一般家庭に入り込みたいと考えているそうです。イタリア以外にも、世界各国のレストランがひしめき合うニューヨークでも注目を集めています。こちらは主にダイエット食として人気が高まっており、低カロリーなのに食べ応えがあって満足感得られる、まさにダイエットにぴったりの食材とモデルや健康志向の高い人がこぞって食しています。
オススメこんにゃく商品
【こんにゃくそば(酒井製麺所)】
上沼恵美子さんや坂本龍一さん等、著名人の方がお取寄せする人気商品。元々は地元だけで販売していましたが、偶然三越のバイヤーの目に留まり、三越で販売。その後通販で取り上げられたことがきっかけで全国の百貨店から注文が殺到し、一気に全国区の商品となりました。他には無い独特のツルツル食感と歯応えは、そばは苦手と言う方からも大好評。
【こんにゃくベーグル(一柳こんにゃく店)】
こんがり香ばしい焼き色と弾力のあるモチモチした食感が楽しめるベーグルです。噛めば噛む程上質な小麦粉本来の旨みと香りが口いっぱいに広がりベーグルは、生地に国産のこんにゃく粉を40%以上配合しており、低カロリーながらも抜群の食べ応え特徴です。生地本来の味が楽しめるプレーンの他に、ごま、くるみ、オニオン、ごぼう、いよかん、チーズ、レーズンシナモン、黒米、いちご、新商品のよもぎがラインナップされています。
【こんにゃくチップえいひれ風味(無印良品)】
こんにゃくをえいひれ風味に味付けし、乾燥させた、かみ応え充分のお菓子です。うま味調味料を一切使用せず作られています。同様の「こんにゃくチップするめ風味」をおすすめです。
【大粒アロエ in クラッシュタイプの蒟蒻畑 パイナップル味(マンナンライフ)】
3月2日(月)に発売された蒟蒻畑の新商品です。しっかり食べごたえのある大粒のアロエとクラッシュされたこんにゃくゼリーは食べ応えがあり、パイナップル味も爽やかでとても美味しいです。1袋51kcalという低カロリーとキャベツ1/3個分の食物繊維が入っているのもうれしいですね。これからの暑い時期にぴったりな商品です。※コンビニ限定商品です。
まとめ
こんにゃくは冬はおでんや煮物、夏は刺身こんにゃくやサラダなどにして年中食べていて、「蒟蒻畑」も大好きで冷蔵庫によく常備しています。日本人には馴染み深いこんにゃくですが、独特な食感と匂いがあるので外国の方には受け入れがたいと思っていました。しかし、今回調べてみると、たくさんの方が好んで食べていて正直驚いています。栄養価も高く、ヘルシーなこんにゃくが今後どんな風に世界に広がっていくのか今から楽しみです。
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