気になる『ジュニアNISA』について調べてみました
最近CMやポスターなのでよく見かけるようになった「ジュニアNISA」。「ジュニアNISA」は、2014年から始まった「NISA」の未成年版で、本家「NISA」は初年度2014年で年間投資合計額が1兆4189億円、翌年2015年では上半期だけで投資合計額が1兆48億円を上回るなど、確実に投資家の方々に浸透しています。私も去年、「NISA」の口座開設をし、人生初の投資をしました。今年の4月1日からは「ジュニアNISA」もはじまり、子供の為にも少しづつ資産を残していければと色々調べているところです。そこで今回は、私なりにネットや証券会社のサポートセンターへ問い合わせをして解ったことをこちらのブログで説明したいと思います。参考にしていただければ幸いです。
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「NISA」と「ジュニアNISA」について
まずは「NISA」について
2014年にはじまった新しい税制優遇制度「少額投資非課税制度」の愛称で、20歳以上の個人投資者が対象の毎年120万円(2015年までは100万円)までの上場株式の配当金、分配金、譲渡益が非課税になる制度です。
【NISAの詳細情報】
- 対象年齢は日本に居住する20歳以上の方
- 買付可能期間は2023年まで
- 年間の対象金額は120万※未使用分は翌年に繰越し不可
- 非課税対象となるのは上場株式や株式投資信託等の配当金や売買益等
- 非課税期間は5年間。期間終了後は売却、一般口座への移行、ロールオーバー(繰越し)の選択が必要となります。
※ロールオーバーとは翌年の非課税投資枠に移管する方法です。但し保有資産が上限の120万円を超えている場合は、超えている部分を売却もしくは一般口座へ移す必要があります。 - 払い出しに制限なし
- 口座を開設出来るのは原則1人1口座。金融機関の変更は可能
- 運用管理は原則として本人が行う
「ジュニアNISA」について
「未成年者少額投資非課税制度」の愛称で、未成年(19歳以下)投資者が対象の毎年80万円までの上場株式の配当金、分配金、譲渡益が非課税になる制度です。2016年1月から口座開設が出来、実際の買付は2016年4月からとなります。
【ジュニアNISAの詳細情報】
- 2016年1月から口座開設の受付が開始、2016年4月1日から投資可能
- 対象年齢は日本に居住する19歳以下の方
- 投資可能期間は2023年。今年からはじめると8年間運用可能。
- 年間の対象金額は80万円。未使用分は翌年に繰越し不可
- 非課税対象となるのは上場株式や株式投資信託等の配当金や売買益等
- 非課税期間は5年間。期間終了後は売却、一般口座への移行、ロールオーバー(繰越し)の中から選択します。
- 払い出しに制限あり。原則、対象者が3月31日時点で18歳である前年の12月末まで払い出しできません。
- 口座を開設出来るのは原則1人1口座。金融機関の変更は不可
- 運用管理は原則として親権者等が行う
【ジュニアNISAの申請に必要な物】
- お子さんの個人番号(マイナンバー)
- お子さんの印鑑
- 申請者の印鑑
- 住民票(お子さんと申請者の続柄が掲載されたモノ)
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「ジュニアNISA」の注目すべきポイント
「ジュニアNISA」で2022年に買い付けた場合、満期は5年後の2026年で「ジュニアNISA」は終了しています。その時点でお子さんが18歳になっていない場合、保有金融商品は「継続管理勘定」に移され20歳になる前の年まで非課税対象となります。つまりその間に発生した配当金や売却益は非課税で受け取ることが出来るということです。また何故「ジュニアNISA」にだけ払い出しの制限があるかというと「ジュニアNISA」の本来の目的が「子供のための教育資金を作ること」だからです。毎年80万円つづ「ジュニアNISA」口座に入金するとかなりまとまった資産となります。一度入金すると18歳まで払い出しは出来ないので、その資産を大学入学の為に当てるという考えです。つまり、学資保険と同じ感じですね。ただ、学資保険とは違い投資した商品によっては増えたり、逆に減ったりするのでその点は注意しましょう。他にも、1月1日から12月31日までの間に贈与を受けた金額が110万円以下なら贈与税が非課税となる「暦年贈与」として運用することで子や孫へ効率的に資産移転できる面でも注目されています。
現在「少額投資非課税制度」は2023年までの実施とされていますが、専門家の間ではこれだけ反響があるので今後延長されるのではないかと言われています。
各金融機関の口座開設キャンペーン商品の紹介
「NISA」及び「ジュニアNISA」をする場合は金融機関の口座開設が必要です。現在、各金融機関で口座開設キャンペーンを行っております。
野村証券
日本3大証券会社の一つで、野村ホールディングス傘下の証券会社。キャンペーン期間中にジュニアNISA口座へ申込み、さらに1万円以上をジュニアNISA口座へ入金した方に2,000円相当のカタログギフトがプレゼントされます。
キャンペーン期間:2016年1月4日(月)〜2016年12月30日(金)
SMBC日興証券
日本3大証券会社の一つで、三井住友ファイナンスグループの一員である証券会社。キャンペーン期間中にジュニアNISA口座開設を申し込み、2016年5月末までにジュニアNISA口座の開設手続きが完了したお子さんに個人賠償付き傷害保険がプレゼントされます。
傷害保健の補償内容は、個人賠償責任(最大2億円)、交通事故を原因とする入院補償1日3,000円
キャンペーン期間:2015年10月5日(月)~2016年3月31日(木)
ゆうちょ銀行
郵政民営化され、今後の民間サービス拡大が期待される「ゆうちょ銀行」。キャンペーン期間中にジュニアNISA口座開設を申し込み、その後て口座開設が完了した方にもれなく現金1,000円がプレゼント。さらに2016年6月30日(木)までに投資信託を購入すると新たに現金1,000円がプレゼントされます。
キャンペーン期間:2016年1月4日(月)~2016年3月31日(木)
SBI証券
ネット証券会社の中では人気No.1。商品ラインナップも豊富なのでおすすめです。SBI証券が申し込み者に代わってジュニアNISA口座開設に必要な住民票の写しを取得してくれるサービス。住民票の写しの取得にかかる代金もSBI証券が負担してくれます。また、口座開設や各種取引を行った場合、現金で最大70,000円がプレゼントされます。
キャンペーン期間:2016年2月1日(月)0:00~2016年2月29日(月)23:59まで
楽天証券
投資情報はネット証券会社ではトップクラス。楽天会員であれば、簡単に証券口座開設の申し込みが完了します。楽天会員の方はおすすめです。楽天証券が申し込み者に代わってジュニアNISA口座開設に必要な住民票の写しを取得してくれるサービス。住民票の写しの取得にかかる代金も楽天証券が負担してくれます。また、口座開設や各種取引&エントリーを行った場合、楽天ポイントを最大70,000円相当プレゼントしてくれます。※ポイントに関しては要確認
キャンペーン期間:2016年1月15日(金)10:00~2016年3月1日(火)9:59まで
まとめ
私は昨年「NISA口座」を開設し、運用をはじめたばかりで、正直どんな商品を買付たら良いのかまだよくわかりません。担当の方に色々聞いてみると、せっかく非課税なので大きなリスクがある商品は避け、配当や株主優待が有って長期保有出来るモノが良いと言われました。たしかに非課税なので少しでも利益が有る、安定した運用が理想的。損失が出たら身も蓋もないですよね。あと、早速ですが、今年に入って子供の「ジュニアNISA」の口座開設は完了しました。まだまだ、景気が良いとはいえないので、自分たちで色々資産の運用をしていきたいと思います。
※「NISA口座」は非課税とは言え、株式を売買するので自己責任で必ず行って下さい。
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