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『2016NBAファイナル』!キャバリアーズの初優勝で幕を閉じる

公開日: : 最終更新日:2016/06/21 スポーツ

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世界中のNBAファンが熱い眼差しで注目していた激闘の「2016NBAファイナル」がとうとう終わってしまいました。プレイオフが始まってから2ヶ月以上の長丁場でしたが、アッという間の出来事で寂しさを感じてる方は私だけでは無いでしょう。今回のNBAファイナルは正に筋書きの無いドラマのような展開が続いて、見ているこちらもハラハラドキドキの連続で本当に面白かったですね。

ファイナルの結果は、タイトルにも出ている通りクリーブランド・キャバリアーズが球団史上初優勝を飾り幕を閉じました。昨年と同様の対戦カードになった「NBAファイナル」でしたが、内容は全く別物となり、さらに面白さを増してエキサイティングな試合展開を観せてくれました。「終わりければすべてよし」とはよく言いますが、今シーズンのNBAは全体的に素晴らしく、ここ数年の中では一番の内容だったと私は思います。様々な記録や想い出を作ってくれた今シーズンのNBAでしたが、ファイナル(特に第7戦)は本当に素晴らしいの一言で感動しました。

それでは、気になるNBAファイナルの結果を簡単に記録しましたのでご覧下さい。

photo credit: Lego NBA basket cam via photopin All rights reserved by the author

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2016プレイオフ、トーナメント表

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ファーストラウンドの結果はこちら
カンファレンス・セミファイナルの結果はこちら
カンファレンス・ファイナルの結果はこちら

 

NBAファイナル全試合の戦評

NBAファイナル史上、1勝3敗から逆転優勝したチームは長いNBAの歴史でも無かったことですが、キャバリアーズは見事その歴史を覆し新たな記録を刻みました。また、ファイナルMVPを受賞した選手は、言うまでも無く「キング」ことレブロン・ジェームズです。自身3度目の優勝で、3度目のファイナルMVPでしたが、生まれ故郷クリーブランドで成し遂げた偉業に、優勝決定した瞬間は感極まって男泣きしていたのが印象深かったですね。過去の2回優勝した時よりも思い入れが強かったことが分かります。

一方、ウォリアーズはホームコートアドバンテージが有りながら、しかも3勝1敗で先に王手をかけながらも無念の連覇失敗に終わりました。ファイナルでは、レギュラーシーズンでの華々しい記録ずくめの大躍進は影を潜めましたね。ファイナル第4戦までは、カンファレンス・ファイナルのサンダー戦に苦しみながらも勝ち上がってきた勢いそのままに、チームもピーク状態で連勝した印象を受けましたが、第5戦以降は本来の姿が程遠い感じを受けました。エースであるステファン・カリーの健康状態も万全では無かったでしょうし、センターのアンドリュー・ボーガットが第5戦で左ひざを負傷し第6,7戦を欠場した不運もありましたが、全てを凌駕したチームがチャンピオンになるのだと改めて思い知らされました。これもNBAの醍醐味ですね。

クリーブランド・キャバリアーズ(CLE)

イースタン・カンファレンス1位

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ゴールデンステイト・ウォリアーズ(GSW)

ウェスタン・カンファレンス1位

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第1戦:ホームGSW

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

第1戦の印象としては、両チームのベンチ選手層の差が大きく出た試合でした。ベンチ選手だけの合計得点では、45-10とウォリアーズが圧倒しています。この35点差は相当な数字です。特に良かったウォリアーズのベンチ選手は、ショーン・リビングストン(20得点:プレイオフ自己最多)ですね。ベテラン選手であるショーン・リビングストンは、エースのステファン・カリーが負傷で欠場した試合ほとんどをスターターで出場するほどのユーティリティ性が高い選手です。あと、ウォリアーズのディフェンスもかなり効果的に機能していました。キャバリアーズの3Pシュート成功数を7本に抑えたこと、ターンオーバーを17回発生させたことが大きかったですね。特に、17回のターンオーバーから25得点も奪っており、レブロン・ジェームズも試合後にターンオーバーに関しては良くないと危惧していました。確かに「NBAファイナル」の戦いでは、ターンオーバーは大きく勝敗に左右され命取りになりますからね。キャバリアーズに関しては、ウォリアーズの得点源であるステファン・カリー(11得点)とクレイ・トンプソン(9得点)を合計20得点に抑えたディフェンスは作戦通りだったのでしょうが、その他ベンチ選手に取られ過ぎです。あと誤算だったのが、3Pシュートの要であるJR・スミス(3得点)が投数3本だけで終わり、しかも1本の成功のみで大ブレーキになったことですね。その他では、エースのレブロン・ジェームズが23得点、ケビン・ラブが17得点と物足りなさは感じます。カイリー・アービングは26得点とこの試合トップの得点を取り一人気を吐いていましたが、ベンチ選手が合計10得点とアグレッシブに欠け、残念ながら15点差をつけられて敗退。

第2戦:ホームGSW

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

第2戦は、チーム力の差が顕著に出た試合となりました。チームスタッツも全てにおいてウォリアーズがキャバリアーズを上回っており、ベンチ選手も含めた総力戦で、ウォリアーズが33点差で圧勝しました。ホームコートアドバンテージがあるにしてもここまでの点差がつくのは明らかに力差がある証拠です。ウォリアーズは、スマッシュブラザーズのステファン・カリーが18得点、クレイ・トンプソンが17得点と、1戦目に続き抑えられ気味ですが、ドレイモンド・グリーンがゲーム最多の28得点をあげ攻守共に存在感を発揮しています。この選手はムードメーカーでもあるので調子づかせてしまうとキャバリアーズは苦しくなりますね。レブロン・ジェームズも、ドレイモンド・グリーンが攻守の鍵になっていると警戒しているほどです。一方、キャバリアーズは、大黒柱のレブロン・ジェームズがチーム最多の19得点止まりで、そしてなりより、ターンオーバーが7本も記録しています。チーム全体でも18本もターンオーバーをしているので、それではファイナルでは勝てませんよね。あと、得点源のケビン・ラブが後半リバウンドを競った際に接触で脳震盪を起こし負傷退場したことも痛手です。

第3戦:ホームCLE

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

第3戦は、キャバリアーズの本拠地で試合開始しましたが、ケビン・ラブが脳震盪の症状により欠場することになり戦力ダウンと心配されましたが、蓋を開けてみれば30得差の快勝。前戦の鬱憤を晴らす大きな勝利となりました。エースのレブロン・ジェームズが32得点、カイリー・アービングが30得点、2人で合計62得点と大活躍。また不振だったシューターのJR・スミスが3Pシュート5本を決めて20得点の活躍。そして、この試合スターターとして出場したベテラン選手のリチャード・ジェファーソンが9得点ながら攻守に存在感を発揮し勝利に貢献。一方、ウォリアーズは、エースのステファン・カリーがチーム最多の19得点。2戦目に大活躍したドレイモンド・グリーンは、レブロン・ジェームズの徹底マークによってが6得点止まりとなっています。この試合は、キャバリアーズが全体的にアグレッシブで終始ゲームの主導権を握っていました。まさに気迫勝ちでした。

第4戦:ホームCLE

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

第4戦は、キャバリアーズが前戦の勢いそのままに、この試合も勝ちたいところでしたが、結果は108-97の11点差でウォーリアーズが勝利。残念ながらキャバリアーズは2勝2敗のタイに戻すチャンスを逃しました。それにしてもウォーリアーズは勝負強いですね。エースのステファン・カリーが自身ファイナル最多得点となる38得点をあげて、今まで抑えられていた鬱憤を晴らしました。クレイ・トンプソンも25得点をあげ勝利に貢献しています。これまでこの2人は抑えられていたので、本来のウォーリアーズのスタイルが戻った形となりましたね。おまけに、この試合の3Pシュート成功数が17本とファイナル1試合の新記録を作っています。これだけの3Pシュートが決まると勢いは止められませんね。一方、キャバリアーズは、エースのレブロン・ジェームズが25得点、カイリー・アービングが34得点とまずまずの成績。脳震盪の負傷から復帰したケビン・ラブはベンチ出場ながら11得点をあげたものの、チーム自体が後半に失速してしまい、前半のリードを守りきれませんでした。両チーム共にこの試合の勝敗は大きかったでしょうね。

第5戦:ホームGSW

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

第5戦は、結果としてファイナルのターニングポイントとなる試合となりました。3勝1敗のウォリアーズが勝てば優勝する大一番で、さらにホームで断然有利のはずでしたが、攻守の要となっているドレイモンド・グリーンが、前戦でレブロン・ジェームズとの接触時に起こした報復行為に対してフレイグラントファウルが取られ、累積ポイントにより第5戦のみ出場停止処分に科せられてしまいました。この処分は相当痛かったですね。現に、112-97の15点差でキャバリアーズが勝利してしまいました。ドレイモンド・グリーンの不在はやはり大きく、第1クォーター以外は全てキャバリアーズに主導権を握られ、得点源であるステファン・カリーが25得点、クレイ・トンプソンが37得点とまずまずの活躍でしたが、他の選手の得点が伸びず、3Pシュート成功率も33.3%と抑えられました。チーム自体に勢いを感じませんでしたね。一方、キャバリアーズは背水の陣で臨んだこの試合を見事に勝ち切りました。エースのレブロン・ジェームズ(41得点)とカイリー・アービング(41得点)二人で合計82得点は素晴らしいの一言に尽きます。特にカイリー・アービングのオフェンスはキャリア最高に匹敵する位に素晴らしいプレイを披露。切れのあるクロスオーバーはちょっと止めれそうにないほどの武器ですね。余談ですが、あのレジェンドであるアレン・アイバーソンが「俺よりハンドリングスキルは上」とカイリー・アービングのことを認めています。ちなみに、ステファン・カリーにも同じように評価しています。

第6戦:ホームCLE

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

第6戦は、キャバリアーズが前戦の勢いそのままに本拠地で躍動しました。3勝2敗で王手をかけているウォリアーズが俄然有利の中、負けられないキャバリアーズは第1クォーターからエンジン全開で得点を重ね、31-11と20点差をつける好発進。前戦でウォリアーズのセンター、アンドリュー・ボーガットが左ひざを負傷し欠場(※第7戦も欠場)したことが大きな要因ですが、それにしてもキャバリアーズのアグレッシブなプレイ、タフなディフェンスは素晴らしかったですね。終始試合の主導権を握り、第2、3クォーターはウォリアーズが追い上げるも、第4クォーターでさらに引き離し、結果115-101の14点差でキャバリアーズが勝利しました。キャバリアーズは、言うまでもなくエースのレブロン・ジェームズが前戦同様の大活躍で41得点、11アシスト、8リバウンド、4スティール、3ブロックと正に怪物級のプレイでチームを勝利に導きました。他には、カイリー・アービングが23得点、JR・スミスが14得点とまずまずの活躍。そして、特に印象深かったのがセンターのトリスタン・トンプソンで、キャリアの中で最高に匹敵する位に素晴らしいプレイを披露し、15得点、16リバウンドのダブルダブルを記録し勝利に貢献しました。一方、ウォリアーズは終始圧倒されていた感じの試合でしたね。スモールラインナップの影響でリバウンドではキャバリアーズに軍配。そして、12回スチールされ、被ブロック7回も取られ、試合を通して躍動感のあるプレイが影を潜めていました。得点源であるステファン・カリーが30得点、クレイ・トンプソンが25得点とまずまずの活躍で、ベテラン選手のリアンドロ・バルボサが14得点をあげてチームに貢献していましたが、出場停止処分から復帰した攻守の要であるドレイモンド・グリーンが8得点、10リバウンドと不発に終わったのが敗因の1つですね。フィールドゴール成功率40.2%、3Pシュート成功率38.5%とキャバリアーズに抑えられました。第4クォーター終盤には、ステファン・カリーがファールトラブルでキャリア初の退場処分になり、怒りのあまりマウスピースを観客に向かって投げつけ、テクニカルファウルも取られ、メンタル的にも追い込まれていた印象を受けました。ファイナル終盤に来て完全に勢いはキャバリアーズに向きました。

第7戦:ホームGSW

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キャバリアーズ

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ウォリアーズ

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総括

最終の第7戦は、ご存知の通りキャバリアーズが勝利し、NBA史上初1勝3敗からの逆転優勝を果たしました。試合展開は、ラストゲームに相応しく緊迫したシーソーゲームが終盤まで続き、第4クォーター残り53秒まで89-89の同点のままでした。その均衡を破ったのがキャバリアーズのカイリー・アービングで、値千金の3Pシュートを見事に成功させ試合を決めました。第4クォーターの残り5分間は、両チームとも全く得点が入らず、特にウォリアーズは最後までシュートを外し続けました。最後は正にキャバリアーズに神様が微笑んだ状態でしたね。いつものウォリアーズなら、緊迫した試合ほどタフショットを決めてきた印象でしたが、キャバリアーズの執念がウォリアーズを抑え込みましたね。内容としては、キャバリアーズはレブロン・ジェームズが27得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブル(NBAファイナル史上3人目)を達成し「キング」の名に相応しい大活躍。カイリー・アービングは26得点、そして勝利を呼び込んだ最後のショットを決める大活躍。ケビン・ラブは9得点と得点に関しては物足りなさはあるものの、14リバウンドを記録して勝利に貢献しています。一方、ウォリアーズはスマッシュブラザーズのステファン・カリーが17得点、クレイ・トンプソンが14得点と期待通りの活躍が出来ませんでしたが、ドレイモンド・グリーンが一人奮闘しゲーム最多の32得点、15リバウンド、9アシストを記録。両チームともに攻守ほぼ互角でしたが、勝敗を決めたポイントはリバウンド数が勝負の分かれ目になった試合でしたね。エースのステファン・カリーは前戦同様、いつもの余裕あるプレイが影を潜め苛立ちが目立ってました。極限状態で戦っていたのでしょうね。この日のキャバリアーズの戦いには感情移入するほど感動しましたね。

 

まとめ

寂しいもので、今シーズンのNBAも終わってしまいました。結果として、様々な記録と想い出が生まれたシーズンになりました。コービー・ブライアントの引退、ウォリアーズが史上最多勝利数を記録、最後にはキャバリアーズの初優勝とイベント目白押しいシーズンでしたね。ここ数年間では間違いなく一番のシーズンです。来シーズンは果たして、今季のインパクトを超えることが出来るか、今から楽しみで仕方ありません。

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