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冬の季節に流行する感染症について調べてみました!!

公開日: : 最終更新日:2015/09/08 ライフスタイル

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最近、ニュースでよく取り上げられている”RSウイルス感染症”。国立感染症研究所によると、全国約3000か所の医療機関から報告された患者数は11月24~30日の1週間で5495人となり、これは調査が開始された2003年以降最多となった。例年12~1月にかけてピークを迎えているので、今後さらなる増加が懸念されます。これからの時期は、”RSウィルス”だけではなく、様々な感染症が発生しやすくなります。その一部を紹介したいと思います。

photo credit: Day 90 via photopin All rights reserved by the author

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RSウイルス感染症

乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。毎年、冬の時期に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、2歳までほぼ100%が感染し、その後も再感染を繰り返します。症状としては、感染後4〜5日の潜伏期間後、鼻汁、咳、発熱などの症状が現れます。3割程度の人はこの後、気管支炎や細気管支炎を発症し、咳がひどくなり、ぜん鳴(ゼーゼーと音がする呼吸)などの多呼吸などが現れてきます。全ての患者さんの約1〜3%が重症化し、入院治療を受けます。心肺に基礎疾患がある小児は重症化しやすいとされているので要注意です。通常は数日〜1週間程度で症状が軽くなります。新生児が発症すると、無呼吸を起こすことがあるので注意が必要です。また、細気管支炎にかかったあとは、長期にわたってぜん鳴を繰り返しやすいといわれています。

【症状】
発熱、咳、ぜん鳴、顔色不良、不機嫌、呼吸困難など

【治療方法】
特別な治療法はなく、医師の診断により、症状をやわらげる治療が中心となります。

【予防方法】
RSウイルスは、くしゃみや咳による飛沫感染、もしくは接触感染で広がります。感染力が強いので、大人がかかると、免疫力の弱い子どもにうつりやすいです。家庭内での感染が多いとされているので、家族内で手洗いやマスクの着用を徹底づけましょう。アルコール等での消毒、除菌も効果的です。

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ノロウイルス・ロタウイルス

ノロウイルスは乳幼児から高齢者まで広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。11月~2月頃まで、冬の時季に猛威を振るいます。ノロウイルスは下痢だけではなく嘔吐を引き起こすことが特徴です。下痢であれば、ウイルスはトイレで流されるため感染しづらいのですが、嘔吐の場合は適切に処理・消毒をしないとウイルスが蔓延します。ホコリと共に空気中に舞い上がり感染が広がっていくこともありますので、接触感染ばかりではなく、このような感染経路も気をつけて下さい。このノロウイルスのピークを過ぎると、次に発症者数が増加するのがロタウイルスです。ノロウイルスは11~2月頃に流行し、ロタウイルスは1~4月に流行すると言われています。症状はほぼ同じで、違いはかかる年齢です。ロタは5歳までにほぼ100%の小児がかかり、最もかかりやすい年齢は2歳以下の乳幼児です。大人も感染することはありますが、軽症で済む場合が多いです。

【症状】
発熱、嘔吐、下痢、脱水、けいれんなど(下痢は水のような状態で回数が多く、ロタウイルスは白っぽい便が出ることもあります)

【治療方法】
特別な治療法はなく、医師の診断により、症状をやわらげる治療が中心となります。

【予防方法】
最も重要な予防方法は手洗いです。帰宅時、食事前には、必ず流水もしくは石けんによる手洗いを行うようにしてください。また、貝類の内臓を含んだ生食はノロウイルス感染の原因となります。高齢者や乳幼児は避ける方が無難です。

 

マイコプラズマ肺炎

肺炎の10~20%程度がマイコプラズマが原因によると言われています。5~14歳の年齢に多いといわれていますが、成人にも乳幼児にも感染します。また、肺炎という割には、聴診器で呼吸音を聞いても異常がなく、外見だけではわかりにくい肺炎です。幼児では肺炎にまで進むことは少なく、風邪の症状程度で治ることが多かったのですが、最近は幼児でも肺炎が見られるようになってきました。免疫はできますが約1~2ヶ月で消失してしまうので何度もかかります。

【症状】
発熱、長く続く咳など

【治療方法】
抗生物質の投与が基本的な治療となります。軽症の場合は、抗生物質の内服を続けることで、症状は軽快していきますが、重症の場合は、点滴で抗生物質を投与することもあります。

【予防方法】
くしゃみや咳による飛沫感染、もしくは接触感染で広がります。手洗いやマスクの着用を徹底づけましょう。また患者との接触を極力減らしたり、人ごみを避けることも感染予防に有効です。

 

溶連菌感染症

溶連菌感染症というのは、溶連菌という細菌の感染によって起こる病気の総称です。菌そのものは、ありふれた細菌のひとつで、一般的に乳幼児が感染することは比較的少なく、主に幼児や学童が中心に発症します。症状は38~39度の高熱と喉の痛み、嘔吐です。風邪と症状が似ていますが、溶連菌は抗生剤がよく効き、飲み始めたらすぐに熱も下がり、喉の痛みも楽になる場合があります。これらの症状を見つけたら早めの診断をおすすめします。

【症状】
発熱、喉の痛み、イチゴ舌(舌にイチゴのようなツブツブができる)、発疹など

【治療方法】
抗生物質の投与が基本的な治療となります。1週間~10日間のみ続けた後、尿検査をし、完治したか判断します。

【予防方法】
溶連菌感染症の感染経路は飛沫感染です。手洗いとうがいを徹底することが効果的です。

 

まとめ

冬場にウイルスが発生しやすい理由は、空気が乾燥すると、痰や唾液が細かく軽くなり、遠くまで飛散しやすくなります。ウイルスは湿気を持つと床に落ちる性質があり、逆に乾燥すると空気中に漂う時間が長くなります。また、鼻や喉などの粘膜には粘液という水分の層がありますが、 乾燥によって、粘液が減少し、病原体を排除する力が弱くなります。こうようなことが原因で病気が多く発症するようです。どの感染症もかかると治癒に時間がかかりますので、基本の手洗いとうがい、マスク着用を徹底するよう心掛けましょう。

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